先輩に訊く
せいか幼稚園で働く先輩たちに質問してみました。
人間関係の良さに惹かれ、せいか幼稚園に決めました。
平田 梨子(ひらた りこ)年中組担任 淑徳短期大学こども学科 2022年3月卒

経験を活かしながら、新しい挑戦の日々
夏井 菫(なついすみれ)年少組学年リーダー・担任 川口短期大学こども学科 2017年3月卒
幼稚園の先生になりたいと思ったきっかけは?
私には妹と弟がいて、小さい頃から世話をするのが好きでした。お絵かきや歌、運動も大好きで、そんな私の性格を見た母からのアドバイスで、幼稚園の先生という道を選びました。
せいか幼稚園での今の担当は?
今年から年中組を担当することになりました。8年目の経験があるとはいえ、当園では年中組を受け持つのは3回目。これまでの経験が活かせる部分とそうでない部分が半々といったところです。でも、補助の先生が1~2人ついてくださるので、とても心強いです。
年中組ならではの難しさは?
「自分でやってみたい」「こうしたい」という気持ちがぐんと育つ時期なので、時には意見がぶつかることもありますが、その経験を通して相手を思いやる心も少しずつ育っています。一人ひとりのペースを大切に、心の成長を支えています。
困ったときはどうしていますか?
幼稚園の先生になった最初の頃は、はじめてのことばかりで悩んでしまうこともありました。そんな時、先輩が具体的なアドバイスをくださり、それを実践することで徐々に状況は良くなってきました。今では落ち着いて保育ができています。
職場でのサポート体制について教えてください。
学年ミーティングで日々の出来事や困っていることを共有し合っています。先生同士で知恵を出し合い、新たな視点や対応方法が生まれることで、チームとしてより充実したサポート体制を築けています。子どもたちにとっても、安心して過ごせる環境づくりにつながっています。
この仕事のやりがいは?
一人ひとりの子どもたちが小さな一歩を踏み出し、自分でできることが増えていく姿に、先生として大きなやりがいを感じています。お友だちを思いやる気持ちや相手の立場に立って考える姿も少しずつ見られるようになり、心の成長を感じる毎日です。日々変化しながら成長していく子どもたちの姿が、何よりの励みになっています。

行事の達成感は格別!次も頑張りたくなります。
野原 ひとみ(のはらひとみ)年中組学年リーダー・担任 浦和大学こども学部こども学科 2020年3月卒
幼稚園の先生になりたいと思ったきっかけは?
弾き歌いが好きで、自然と幼稚園の先生に憧れました。小さい頃から人と関わるのが好きで、歌で気持ちを表現することができるこの仕事に魅力を感じました。
せいか幼稚園に就職先を決めた理由は?
実は私もこの園の卒園児なんです。特に、年長のときに参加したお遊戯会が今でも印象に残っています。担当してくださった先生が今も在職されていて、職場の雰囲気が温かく、自然と「ここで働きたい」と感じました。
実際に働いてみて感じる職場の印象は?
園の行事が豊富で、忙しくもありますが、行事を通じて子どもたちと深く関わる楽しさがあります。行事の準備で帰宅が遅くなることもありますが、達成感が大きいです。先生たちもみなさん明るくて優しく、安心して働ける環境です。
仕事をする上で心がけていることは?
子どもたちと関わるときは、話に耳を傾け、適切な対応を心がけています。親しみやすい存在でありつつ、しっかりと「先生」であることを意識して、強さと優しさのバランスを取るようにしています。
この仕事の楽しさはどんなところにありますか?
毎日子どもたちと関われることが本当に楽しいです。子どもたちの成長や笑顔には何度も救われました。すぐにはできなくても長い目で見て、最後には皆が笑顔で卒園できるよう日々取り組んでいます。
就職先を選ぶ学生さんへアドバイスをお願いします。
せいか幼稚園は女性同士の摩擦が少なく、とても働きやすい環境です。園ごとに雰囲気ややりがいは違うので、できるだけ多くの園を見て、自分に合った場所を見つけられるといいですね。

